2010年 05月 25日
「あかちゃん、ふた~り、ふたご」 |
話がどうもあっちこっちと行ったり来たりしていますね。
今日からはまた次男の話に戻りましょう。
何事もすぐに本を買って、知識から入ろうとするのが癖で、
双子ママになる心の準備としても、
何冊かの双子ママのための本を購入しました。
その中でも、
双子ママの体験記を集めた分厚い本は、
果てしなく続くつわりの苦しさを十分に紛らわせてくれました。
(そんな苦労もあるのね・・・そんな幸せもあるのね・・・・)
長男が10カ月の時から始めたベビースイミングも休まず週に2回のクラスに参加していました。
長男の時のつわりよりも二倍重いつわりで、
ベビースイミングに通う他はほとんど寝て過ごしました。
長男が1歳を過ぎたころに東京に引っ越してきていたので、
実家の母の手を借りることもそう安々とはできません。
見かねた独身の友人が、時々買い物をして家を訪ねてくれて、
何日分かの食事の支度をしてくれたり、
長男の相手をしてくれたりと、
とても助けられました。
彼女には本当にお世話になりました。
双子を身ごもっている実感は、そのお腹の大きさでした。
まだ16週くらいでも、かなりお腹が目立ち、
人からも「どのぐらいですか?」と聞かれ、まだ4カ月だと告げる度に驚かれたほどでした。
けれど、その度
「双子なんです♪」と答える自分がとても誇らしく、
幸せを感じる瞬間でもありました。
もちろん、長男にも折につけて話します。
「お母さんのおなかの中には赤ちゃんが二人いるのよ~」
「ふたり?」
「そう。双子だからね。二人。」
「あかちゃん、ふた~り、ふたご」 と言って、長男は私の大きなお腹をさすります。
二人分のつわりで苦しみながらも、
病院の検診では順調に二人が成長しているのが確認され、
「双子か・・・・俺、担当になっちまったよ~。厄介だな・・・」と言ったドクターも、いたくご機嫌でした。
「一卵性の場合、早い段階で体重差が出て、バニシングツインということもよく起こるんだけど、
今この週数で、二人がほぼ同じ大きさで成長しているから、ひと山越えた感じだね。
このまま順調にいくでしょう。」
この時のご機嫌なドクターの様子は
私をとても安心させました。
しかし、このドクターに会うのは、この時が最後だったとは夢にも思っていませんでした。
それは18週になる頃のことでした・・・。
by aserenityprayer
| 2010-05-25 08:00
| 【命】次男の誕生にまつわるお話